復讐のエーゲ海 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
サフラン・マーティンはビューティ・アロマセラピスト。自分の店を持つことを目標として、精力的に仕事に取り組んでいる。今彼女は、裕福な未亡人アンナの専属セラピストとして、エーゲ海の島巡りクルーズに同行していた。アンナとの六カ月契約で、店を出す資金も貯まるだろう。まさに最高の気分だった。ところが、アンナの息子アレックス・スタティスは、最初からサフランに敵意と軽蔑を向けてきた。お金目当ての女と決めつけ、露骨に関係を迫る。彼に惹かれる心はどうしようもない。応えそうになる体も。ちょっと待って。サフランの中で何かが引っかかった。わたしは彼と会ったことがある…どこでだろう?彼は大富豪で、雲の上の人なのに。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
バード,ジャクリーン
家族が彼女の描いていた油絵のにおいに苦情を言いだしたとき、趣味として文章を書き始め、すぐにロマンス小説に夢中になった。旅行が好きで、アルバイトをしながらヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアを回り、英国に戻ると若くして結婚した。二人の息子に恵まれ、現在も生まれ故郷のイングランド北東部に夫とともに暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
結婚できない理由 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
朝の四時、ローラは昔の恋人マックスからの電話で起こされた。大事な話があるのでこれから行くという。なぜ急に来るのだろう?五年前に彼の子供を身ごもったとき、ローラは十八だった。ところがマックスの弟ダニエルと結婚している姉のフェイから、マックスとは情事を重ね、彼の子供ができたと自慢げに知らされた。自分の妊娠のことを秘密にしていたローラはひどいショックを受け、彼との唯一の絆である小さな命を流産で失ってしまう。マックスはきっと、自分がフェイの子の父親だと気づいたんだわ。彼によって、姉の結婚生活も子供の将来も危険にさらされる。わたしの人生はともかく、それだけは防がなければ。だが訪ねてきたマックスは、フェイとダニエルが逮捕されたので、二人の子供の面倒を見てくれ、と思いもかけないことを口にした。
捨てられたジュリエット (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ジェナは、結婚式の準備のため、久しぶりに帰省した。心も体もずたずたになったつらい恋愛を乗り越え、イベントのコーディネーターとして働いている。仕事は順調で、気持ちもやっと落ち着いてきた。ところが、式の打ち合わせに訪れたホテルで、ジェナはばったりコナー・ハーディングと再会してしまう。五年前、自分の野心のために彼女を捨てて出ていった男だ。幸せになれるかもしれない今になって現れるなんて…。もう二度とあんな思いはしたくない。冷淡にふるまうジェナだったが、コナーは気にも留めない様子だ。そのうえ、彼女に向かってきっぱりと宣言した。「ぼくは自分の思いどおりにする。誰にもじゃまはさせない」いったい何をするつもりなの?ジェナは動揺するが…。
一年間の天国 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
二十六歳のジェニーは十年前に両親を亡くして以来、伯母から借りた農場で暮らし、そこから得られる収入で妹のレイチェルとベスとの生活を守ってきた。だが、伯母が亡くなると農場は伯母の息子ロナルドに遺された。ギャンブルや麻薬に手を出し、借金がかさんだロナルドはジェニーたちを追い出して農場を開発業者に売り払う気でいる。ただし伯母の遺言状には、ある条件を満たせば、農場はジェニーのものになるという条項が書き添えられていた。その条件とは、伯母の継子ウイリアムが自分の事業を捨て六週間以内にジェニーと結婚して農場で暮らすこと。ウイリアムとはジェニーが十歳のときたった一度会ったきり。そんな二人がいきなり結婚?結婚なんて。
報復はギリシア流に (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ある日マディソンは弟のカイルから、富豪ディミトリアスが所有するヨットを海に沈めたと打ち明けられた。ディミトリアスは姉弟の父親を無実の罪に問い、死に追いやった男だ。弟の気持ちもわかるが、彼に知れたらどんな報復をされるかわからない。不安を募らせていると、突然ディミトリアスが家にやってきた。彼はすでにカイルが犯人だという証拠を握っていると言い、執拗に居所をきき出そうとする。だめ!彼みたいな冷酷な人に、弟は渡せないわ。でも、百五十万ドルもの損害額を賠償できるはずもない…。するとディミトリアスは目を光らせ、ひとつの選択肢を提示した。
内容(「MARC」データベースより)
マディソンは弟のカイルから、姉妹の父親を死に追いやった男・ディミトリアスのヨットを海に沈めてしまったと打ち明けられた。どうしても弟を助けたいマディソンに、ディミトリアスはひとつの交換条件を提示するのだが…。
シークを愛した罪 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
古い慣習に縛られた男性優位の国、スリヤム。財務アナリストのミーガンは、その国の近代化プログラムを苦心して作成したが、女だからという理由で、土壇場で担当を外された。スリヤムのシーク、カシム・アル・ラシドの意向だという。ミーガンは激怒し、会議の席で食ってかかった。「宇宙の帝王でいるのは、さぞいい気分でしょうね!」だが、シークは動じることなく、ヘレンを肩に担いで別室に運び、有無を言わせず唇を奪った。服従を強いるキスなのに、あろうことかヘレンは陶酔して…。
内容(「MARC」データベースより)
男性優位の国、スリヤム。女だからという理由で仕事を外された財務アナリストのミーガンは、シークに食ってかかる。だが、シークは動じることなく、ミーガンの唇を奪った。服従を強いるキスなのに、ミーガンは陶酔して…。
赤いばらは愛 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
内戦の続くアフリカのある国の村の病院が反政府ゲリラに攻撃され、国際援助機関から派遣されていた看護婦のサマンサは負傷した。同じ病院に医師として勤務する夫ベンは即死…。爆破された病棟から危険を冒して彼女を助け出してくれたのはジャーナリストでベンの友人、ジョシュ・ハミルトンだった。サマンサと夫との間には深い溝があり、彼女の妊娠をきっかけに子供を望まないベンは離婚を切り出していた。そんなとき夫が亡くなり、2重のショックを受けたうえに妊娠しているサマンサはイギリスへの帰国を命じられた。だが帰国するには交通の便のとだえた村から飛行場のある町まで危険の多いサバンナを横断していかなければならない。1週間後、退院した彼女の前に再びジョシュ・ハミルトンが現れた。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ロス,キャスリン
ザンビア生まれのイギリス育ち。現在はランカシャー、アイリッシュ海に面するブラックプール郊外に住んでいる。ビューティー・セラピストとしても活躍する異色の作家。旅行が大好きで、多くの国々を訪れた。社交的で明るい射手座の女性(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
いつしか求愛―独身男に乾杯〈1〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
一大レジャー産業をひきいる実業家ジャレット・ハンターは、高級ホテルの買収のため、カナダのスキーリゾート地に乗りこんだ。目的のホテルの女経営者サビーナ・サザランドがスキーに来ているという確かな情報を得たからだ。彼はそこで新婚ほやほやの友人夫妻に出会い、食事に誘われる。どうやらディナーの席には彼らの知り合いの女性が同席するらしい。新婚カップルの邪魔をするなんて、ろくでもない女性に決まっている。彼はそう言って断るが、アビーという元モデルの美人が現れるや、今まで恋などしたことはないのに、ひと目で心を奪われてしまう。しかしアビーなる女性の正体がわからないことから、ジャレットはいらだち、いかがわしい職業の女だろうと目星をつける。アビーこそサビーナその人だとは夢にも思わず、ジャレットは…。
禁じられた喜び (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
リアダンは家政婦として大きな屋敷に住み込みで働くことになった。主であるエイドリアンは有名なミステリー作家で、隠遁者のような生活を送っている。横柄で気難しい彼の言動に戸惑いながらも、心の奥を垣間見たいという思いが募り、リアダンは惹かれていくのを止められなかった。だが、その思いはのちに手ひどく裏切られることになる。エイドリアンが求めているのは彼女の愛などではなく、家政婦と愛人としての役割だけだったのだ。
内容(「MARC」データベースより)
家政婦として大きな屋敷に住み込みで働くことになったリアダン。主のエイドリアンは有名なミステリー作家だが、隠遁者のような生活を送っていた。横柄で気難しい彼の言動に戸惑いながら、次第に惹かれていくリアダンだが-。
愛なきウエディング―地中海の王子たち〈2〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
フライト・アテンダントのルーシーはマルディビノ公国のプリンス、グイドと交際していた。世界各地で気ままな逢瀬を重ねるようになってから一年ほどたったある日、初めてグイドのアパートメントに招かれ、マルディビノ公国でおこなわれる彼の甥の洗礼式に招待された。身分が違いすぎると、彼との将来を悲観していただけに、ルーシーの喜びはひとしおだった。もしかして、わたしは愛されているの?だが、彼女の期待とは裏腹に、グイドの誘いにはある企みがあった。
内容(「MARC」データベースより)
ルーシーはマルディビノ公国のプリンス、グイドと交際していた。世界各地で気ままな逢瀬を重ねるようになってから1年ほどたったある日、初めてグイドのアパートメントに招かれ、喜ぶルーシーだったが…。